暴れる羽




連れていかれたのは屋上。


「テメェ、クラス全体の前で最悪なこと言いやがるな」


超笑顔で紫苑に話し掛けてきた千春。


こりゃ相当怒ってやがるな。


「……悪い」


「謝ってすむなら警察いらないよね?」


「はい……」


正直、めっちゃ怖い。


笑顔ってとこがなおさら。


「……会話を続けたくて、つい」


そんなわけないと思いつつも、体が小さくなったような気がした。


「は?何で?」


機嫌が悪く、あきらかに声がさっきより低い。


「友達に、なりたくて」


小学生か!?


自分でもアホかと思った。