クラスが一緒になったことはない。 ――何組だったかな……? 紫苑は一組で、この学校には8組まである。 クラスが同じじゃないのだから、あとのクラスを順番に回っていけば会えるだろう。 二組から行ってみよう! そう決意して二組を覗こうとドアを開けようと手を伸ばしたとき、ドアが開いた。 ――まさかの自動ドア? そんなわけないと思い、誰が開けたのかと見ようと顔を上げれば、かわいい顔がそこにはあった。 「……っあ、」 はっけーん!