暴れる羽




しかし、全員がそこに来ているとは限らない。


「……まあ、行くぞ」


拍子抜けした気もするが、簡単に気は抜けない。







たしかに目に見える範囲には二人しかいない。




そこにいたのは、青いスニーカーに金髪、Tシャツにジャージの半ズボンといった、楽な服装をした同世代くらいの男と、




高い位置でのツインテールが印象的な、こちらも同世代くらいの少女。



2人は無表情だった。