♂アダムと♀イブの方程式


 「明日も… 明後日も… ずっと食べにおいで。」


おばさんの言葉が嬉しかった。



蒼を見たら、ニコッと

笑ってくれたんだ。



この家は、唯一

あたしを変な目で見なかった。


あのころはまだ

あたしにもパパがいて

ママがいた。


蒼の家みたいに

暗くなる前に明かりが灯って、

温かい食事に

温かい笑顔が溢れてた。




そんな当たり前の幸せが

あたしにも

あったんだ。