蒼の家はあたしの家とはちがう。 暗くなる前に 温かいヒ明かりが灯る家。 玄関を開けると、外との温度差で ポッと顔が赤くなる。 「いらっしゃい。莉音ちゃん 」 何年も… 来てなかったのに… 温かい おばさんの笑顔と 温かい おばさんの料理は 変わらずそこにあった。 涙がね… こみ上げて 鼻がねぇ… ツーンって痛くなったんだ。