♂アダムと♀イブの方程式



 「諦めろ!! 莉音の足の遅さは生まれつき!!」


久々に帰って来た
莉音を見つけた時は

追い掛けずにはいられなかった。



莉音が俺から逃げる。

ありえない…


どうか、逃げないでくれ…





 「莉音… ごめんな。」


 「何よ… 」


 「本当… ごめん。」


 「うっさい!! 放っておいてって言ったじゃん!! 」


 「放っておけないんだ。」


やっと捕まえた莉音を
もう離したくなくて…


でも…

拒否られるのは
もっと怖い。