♂アダムと♀イブの方程式


 「莉音…俺…ごめん。」


 「消えてよ… あたしのこと好きでも何でもないくせに… あたしのことなんて放っておいてよ… 」



謝っても許されることじゃない。

俺は、莉音を殴った。


自分で自分が…

こんなに情けない男だと

思い知らされる。




莉音の「消えてよ…」
って叫びが頭の中で

何回も何回もリピートされて…



もう何も聞こえない。