すみれ~小さな恋~

すみれside

あれからそのまま寝てしまったらしい

朝日で眼が覚めた


朝からいい匂いがした

パンの香ばしい匂い

「おっ すみれ起きたか! 朝ご飯食べよ♪」

いすに座り だされたパンとスクランブルエッグを食べた

食べ終わったころに

「すみれ 今日俺の姉が来る」

翼君お姉ちゃん??

なぜっ??

「なぜっ??って顔してるな 理由は昨日みたいなことがあったちゃ困るからだ」

「残念だが一日すみれの傍にはいられない」

「だから 俺の姉に来てもらうことにした」

「俺の姉はきっとすみれも心を開くと思う」



ピンポ~~ン♪

頷く暇もなく玄関のチャイムが鳴った