「しかたないな~~すみれちゃんは」

そう言って持っていたスプーンを自分の口入れたかと思うと

そのまま私は引き寄せられ

翼君と唇がつながった

私は驚きの余り翼君の背中をたたいたけれど

効き目なし


そのままお粥を口の中に入ってきて

無理矢理おかゆを食べた

やっと唇が離れたかと思うと

息をするのがつらかった