あたしの俺様執事様。

ドキドキがとまらない。

あたしの心臓は
破裂寸前かもしれない、

体中があつあつで…
ものすごく今が幸せに
感じた。



｢海斗がいて…よかった…｣



海斗は返事をする変わりに
強くだきかえしてきた。




涙がもっとあふれてきた。

これは襲われそうになった
ときみたいな涙じゃなくて…

悲しい涙じゃなくて…


嬉し涙なんだよ？


あたしは思いっきり
海斗にだきついた。


｢海斗が執事で…よかったかも｣


｢それは光栄だなぁ。｣



海斗は優しく言った。



｢それよりさ…｣



｢ん？｣