学園内はものすごく広い。
方向音痴なあたしは
下手したら迷子になる…
そんなことを考えながら
ヨロヨロと歩いてると
女の子たちの悲鳴が
聞こえてきた。
「キャー海斗様!!あたしの執事になって下さい」
しっ執事?
「駄目よっ。海斗様はあたしの執事になるんだからっ」
この学園では執事ごっこが
流行っているのかな?
さすがお嬢様学園…。
やっぱり私はこの学園に
入学したのは間違い
だったのかなあ。
不安になってくるあたし。
「すみません。わたしにはもうお嬢様がいます。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…