するとフッと鼻で笑い あたしのほうを見た。 「お前が言うなや…ほんとにお前ってやつは…」 「は?なんか言ってみろよ!」 海斗は怒りが抑えられない みたいで怒鳴り付ける。 少しの沈黙がながれた。 夢花拓海は静かに目をつぶり なにか考えているようだった そして目をあけて 海斗を見つめると 信じられない事を言った。 「俺はな、すずかが好きになったんや。だからお前らを無理矢理別れさせようと思った。」