「なんか…すごく嫌な予感がする。」



「海斗も?あたしもだよ…」



あたしは海斗の手を握る。
この雰囲気はなんなんだろ…

黒いオーラを感じるような…
なんかすごく押し潰されそう。


そんな不安をかかえながら
あたしたちは体育館へ行った。







いつもの四人で近くで座る。
集会なんていつもは
話しなんて聞かないけど…
今日はなんかみんなも静か。



「この雰囲気やだよ…」



望が言う。
するとステージの方から
校長先生の声が響いてきた。



「うっううん。では…かなり急ですが集会をおこないます。」


校長先生も震えた声で
話す。いったいなんなの?


「留学中だった夢花様が帰ってこられました。みなさんは会うのが始めてなので…あいさつを頂こうと思います。では…夢花様お願いします。」