有斗があたしを大切にする理由。 あたしが有斗の「友達」でいようとした理由。 すきだから。 あたしと有斗の謎は、どうやら全部これで説明がつく。 相手が大切だから、たまに遠回りもする。 未来が見えないから、手探りでしか進めない。 だけど 進んでる。 他から見て後ろを向いていたとしても、あたし達が見た方向こそが、あたし達の「前」。