この可愛がりすぎた弟のせいで大変な目にあうなんて…。


「美月。

ちょっと。」

「何?

告白ー?

答えは決まってるよー!
大好きー!」

「ちげーよバカ。」

「ちぇッ」

そう言って侑真の部屋に連れていかれる。

「ねぇ。
話って何?」

「いや、大したことないんだけどさ…。」

「?」

「これ…。」

そう言って侑真は何かを取り出した。

「それ…」