「俺、やっぱり小夜の笑い声好きだ。」 電話越しから聞こえる おんなじ言葉。 「私も。」 ドキドキうるさい。 「ん??」 「私もおんなじこと、 思ってた。」 心臓の音に負けそうな 小さな声でそう伝えると きぃが黙ってしまった。 不安になって 名前を呼べば 「....うれしすぎて死にそう。」 なんてこっちが 死にそうになること いってきた。 どれだけ幸せを 感じたら良いかわからない。 本当に私は幸せ者だ。