空耳..?? そう思ってさっきと同じようにきょろきょろ辺りを見回す。 一見何も変わらない いつもの部屋。 でも。 私は見つけてしまった。 さっきと明らかに違うモノを。 まさか...こんなこと。 私は半信半疑のまま それに 話しかけてみた。 「ソル...ト??」 恐る恐る呼ぶ私とは 逆に、それの正体.. つまりソルトは 当たり前のように 右手を元気にあげて 「なんだい??」 と返事をした。