しばらくしゃがみ込んで 寒さも構わず泣いた。 ダメな彼女で ごめんなさい..。 きぃには届かない 想いを何度も何度も 心に浮かべて、 すっかり冷えた 自分の体を抱きしめた。 どれくらい そうして居たんだろう。 ブー ブー 鞄で バイブが鳴っていた。 私の心臓もドクンとなる。 ブーッ...ブーッ .... チカチカ光る携帯。 私はそっと手にして 自分の部屋まで 駆け上がった。