でも、まだ唇は塞がれている。


――ドサッ


ベッドに下ろされると同時に唇も離れた。


でも、すぐに押し倒された。


「な、なにするの??」

「なにしてほしい?」


そう言って笑う陸。


何もしてほしくなぁい!!!


「とにかく、どいてよっ!」

「嫌だって言ったら?」

「無理矢理にでも逃げる!!!」

「へぇ。」


なんか……。


笑みが怪しい……。