ご主人様の魔法


「蘭は薄いピンクのほうがいいよ。かわいいから♪」

「お世辞ありがとう。じゃぁ、買おうか♪」

「そうだね♪」

―ありがとうございました~!!!―

「あと買うものあるかな??」

「もう無いかな。」

「そっか。じゃぁ、帰ろうか。」

「そうね。もう、4時半だし。」

ん……??

「4時…半…??」

「そうだけど。どうかした?」