音葉・・・嘘だよね?


ねえ・・・なんで答えてくれないのよ。


私はそっと、音葉の机に触れた。


「泣くなストーカーが。この人殺しが。語るな人殺し!」


「ひぅっ!」


不意に、首もとを勢い良く捕まれた。


「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、私が悪かったですっ、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい、・・・ごめんなさい・・・っ!!!」


「これが謝って済む話かよっ!??返せ、返せよ、音葉を返せ~~~~~ッッッ!!!!!」


「ぎゃあっ!ぐえっ!」


私は床に何度も叩きつけられ、顔も心もボロボロになってしまった。