私の、心配・・・?


「もしかして音葉、心配してくれてたの?」

「馬鹿・・・当たり前じゃない。友達だからよ!」


友達・・・?


私のこと、友達だと思ってくれるの?


「・・・っ、ひっ、く・・う、うわぁあああぁあぁああん!!」


そう思うと、私は何だか嬉しくて、嬉しくて。


・・・この時、私は初めて人を信用することが出来るようになった。


夢中になって音葉の胸の中に顔をスッポリと埋めて


そしておんおん泣いた。