目が覚めると私はまた屋上に-いや、屋上じゃない。


「・・・ここ、は・・・?」


「あら、目が覚めたのね。良かったわ。」


「?っ、保健の先生っ!?」


「そんなに慌てなくても大丈夫よ。クラスの皆には、ちゃんと言っておいてあるから。」


「音葉は!?音葉の友達は・・・!」


「心配しないで。今授業に出てるわ。もう少ししたらチャイムがなるからその時来ると思うわ。」


「ありがとうございます・・・」