でも・・・たまに幸せ過ぎて怖くなることがある。


音葉は本当に私の事を友達と思ってくれているのか。


本当は嫌いなのではないか。


かつて疑心暗鬼に囚われたことがある私は、人の事を信じられなくなっていた。


いや、大丈夫。私は人を信じられる・・・


「海夢?」


「わわっ、ごめ・・・!」


「どうしたの?なんか顔色悪いけど・・・」

「だ、大丈夫・・!うっ・・・ッ!!」


「海夢っ!」


・・・頭が、痛い。


私また、・・・死ぬの?