そうか、この世界の私は暗かったのか。


そう考えると、何だか自分の知らない部分を知ることが出来たみたいで嬉しくなった。


「白鳥さん笑ってるけどなんか良い事でもあったの?」


「えっ?別に何もないけど・・・」


「そう?変な白鳥さん☆」


「それはあなたのほうでしょ。」


そう言いあいながら、ふふふ、と軽く笑い合った。