たばこの匂いとあなた



私は隼人の顔をみた。

かすかに唇が動いていた。


「隼人!?」



「華っ…月…?

ごめ……ゴホッ

まもっ…る…て、



そばに…いるって…言っ…たのに…」


『ゴホッ、ゴホッ…ゴポ…』


隼人は口から大量の血を吐いた。



私は真っ青になった。



「いや…

ひとりにしないで!



ふっ…ひっく…

愛してるの…


はやとぉっ!」