「あんたなんかが響に近づくんじゃないわよ」 『バタン』 それだけ言い残して姉はでていった。 姉が出て行き、華月の緊張もようやくとけた。 (新田くんとお姉ちゃんはどういう関係なの…?) 華月は疑問に思ったがそんなこと聞けるわけもなく、 もう響に近づくのはよそうと思った。 姉とのことや体調が悪かったこともあり、 華月は食事もとらずに寝てしまった。