シャワーを浴びながら ふと顔が浮かんだのは 祐斗だった。 「出たよ」 『おお』 煙草を吸う姿は似合っているわけではないが 悠と違うところがまた新鮮に感じていた pipipipi 「はい」 "ああ、俺" なのになんで声を聞くだけで さっきまでの気持ちなんて忘れちゃうくらい いとおしい気持ちになるのだろう