あたしの部屋 *短編






もう、何がなんだかわからない。
いきなりいろんな事が起きててわからない





「    無理」



『…』





ちょっと返事が遅くなったのも全部あの人のせい
彼が私の心を占めすぎているのに
彼の心に私は居ないのかと思うと無性に誰かにすがりたくなる





でもそんなことは無意味
どうせ満たされないってわかってるから








『お前さ』








「…ッン」










なぜ私に触れるのか









ああ、あなたじゃないのに
私がキスしたいのもなにをするのもあなたじゃない
やっぱり無意味だ














『なんか反応位しろよ』







「どうでもいい」












『…ッチ』







「…ッンン……ン  触らないでよ!!」







『どうでもいいんだろ?』





「触らないで」





『今更無理』














グイッ






抱きしめられた