あたしの部屋 *短編










「ねぇ、あんまり居られると集中できないからさ」



『帰れって?』


「そんなとこ」


『今日終わり?』


「うん」




そういうと立ちあがり私に近寄ってきた
無意識に体が凍る




「なに」


『あいつ、女いるって知ってたか』


















ああ、やはりそうなんだ。
私以外にちゃんとした彼女がいて、暇つぶしじゃない彼女

















『知らないって顔だな』




「関係ない」



『なあ、俺の女になれよ』