「ふざけてっとこうなんの。学習しろ。」
「ちょっ…だい…んっ…」

大地は黙ってあたしの口を塞ぐ。

「あっ…待って…」
「待たない。ってか待てない。」

そういってあたしのパジャマの釦を一つずつ外していく大地。

「あたし…っ…風邪…うつっちゃうっ…」
「いい。」
「んっ……あぁっ…」

釦を外し終えた大地はあたしに重なる。

「…あっ…あぁ…っん…」

強ばったあたしの身体を解していく大地にあたしは身を任せることにした。

「琥珀…身体熱い…。」


――――――……

【大地Side】

琥珀が生意気ばっかいいやがるから襲ってやった。

琥珀は熱があるってことも忘れて、欲のままにやった。

琥珀が眠ったあと、ちょっと反省。ごめんな。疲れさせちまって。

―――――…


【琥珀Side】

「…んっ…ん〜?」

不意に目を覚ます。
あ〜〜身体重い。
やっちまった感で心も重い。

隣を見るともぬけの殻。
あれ…?大地は…?

――ガチャッ…

美味しそうな匂いと共にやってきた大地。

「あれっ?琥珀起きてたんだ。」
「……ん。」
「………………。」
「……?」
「服。」
「は…?」