「こっち来いよ。」
ニヤリと笑って男の人が言う。
「やめてください!」
男の人が腕を掴む力を強める。
「いたっ…もうやめてください!!」
「もうやめて!触らないで!やめてよ…もうやめて……。」
涙声になりながら叫ぶ。
「グスッ……大地ーー!!!!」
自分でも、こんなに出るのかってぐらいの声で叫ぶ。
すると、
「…琥珀っ…!!!」
えっ……大地…?
―――――……
【大地Side】
とりあえず、日暮で降りる。
で…いろいろその辺歩き回ってたら
「もうやめてください!!」
って琥珀の声が聞こえるから、声がしたほうに向かう。
琥珀の姿が見えた頃
「大地ーー!!!!」
………!!
頭より体が動いた。
「…琥珀っ…!!!」
そう叫んだときの琥珀といったら、泣きながらすごく驚いた顔してた。
――――…
「琥珀…?大丈夫だったか…?何も…されなかったか…?」
「う…ん。」
琥珀はまだ泣いていて、行くトコはないから、路地裏でおれが琥珀のことを、抱き締めている。
優しく…琥珀の頭を撫でる。
「もう、大丈夫だよ…。ごめんね。おれ、怖かった。琥珀がおれのこと、嫌いになっちゃうんじゃないかって…。」
ニヤリと笑って男の人が言う。
「やめてください!」
男の人が腕を掴む力を強める。
「いたっ…もうやめてください!!」
「もうやめて!触らないで!やめてよ…もうやめて……。」
涙声になりながら叫ぶ。
「グスッ……大地ーー!!!!」
自分でも、こんなに出るのかってぐらいの声で叫ぶ。
すると、
「…琥珀っ…!!!」
えっ……大地…?
―――――……
【大地Side】
とりあえず、日暮で降りる。
で…いろいろその辺歩き回ってたら
「もうやめてください!!」
って琥珀の声が聞こえるから、声がしたほうに向かう。
琥珀の姿が見えた頃
「大地ーー!!!!」
………!!
頭より体が動いた。
「…琥珀っ…!!!」
そう叫んだときの琥珀といったら、泣きながらすごく驚いた顔してた。
――――…
「琥珀…?大丈夫だったか…?何も…されなかったか…?」
「う…ん。」
琥珀はまだ泣いていて、行くトコはないから、路地裏でおれが琥珀のことを、抱き締めている。
優しく…琥珀の頭を撫でる。
「もう、大丈夫だよ…。ごめんね。おれ、怖かった。琥珀がおれのこと、嫌いになっちゃうんじゃないかって…。」



