「大丈夫かぁっ?!栗塚ぁっ!!」 と、外から声がしたと思ったら、ゾロゾロと警察の方が部屋に駆け込んできた。 「遅ェよ……」 ハーーーー、と長くて深いため息をついた栗塚さん。 その様子に、少しだけ笑ってしまった。