【長編】FOUR SEASONS

「無茶苦茶ついでにココで例のペナルティやってもらってもいい?」

孝宏がイジワルな笑みを見せてニヤリと笑った。

「選択肢があるって言ったわよね?」

「そう、一つはこの間言ってたヤツ。
『孝宏大好き♪』って大声で人前で叫ぶっていうあれね。」

…そうでしたね。

「二つめはみんなの前で優華から俺にキスすること。
チュッて軽いヤツじゃなくて濃厚なヤツな?」

…あたしから…ですか。

「三つめは今夜は俺と過ごす事。
この意味わかるよな?」

…それって…わかりませんって言ってもいいですか?

わからないほうが良いような気がするんですけど。