【長編】FOUR SEASONS

夏の夜空に鮮やかに浮かび上がる光の華。

儚い光のオブジェに照らされる彼女の横顔は儚くて…

触れていないと消えてしまいそうに幻想的だった



鈴の鳴るような声が胸に響いてくる


―― 孝宏先輩…


心を癒す優しい声


もっと、彼女の声が聞きたい


もっと、彼女の記憶が欲しい