「時間が止まればいいのにな。ずっとこうして優華といたい。」 あたしの心に共鳴するような先輩の言葉に、胸が震えるような感動を覚える。 「あたしも、今そう思っていたの。時間が止まればいいのにって。」 あたしの言葉を聞いて先輩はとても嬉しそうに言った。 「じゃあ、俺たちの時間が止まった場所へ行こうか?」