ざわめく街の中
ひとりうずくまる

色んなものが
重みになって

"どうして僕だけ"
何度嘆いたことだろう

馬鹿だなあ

気づけなかったんだ
僕だけじゃないことに

みんなおんなじ
必死こいて戦ってる

僕も、立ち上がらなきゃ

みんなの隣を
歩き笑っていたいから

しょんぼりした背中
ぴんと伸ばして

歩きはじめた16の夏。