「唯那、千穂ちゃんと遊ぶのいつだっけ?」 「あぁ………10日」 「どこで待ち合わせ?」 「んーたぶん空港前かな」 「一緒に行こー?」 意味もなく沙綾が来るわけない。そう思ってたら、ふと沙綾に彼氏がいるのを思い出した。 「もしかして………遊ぶの!?」 「……………うん」 「まじでーっ!?良かったしょぉっ」 沙綾の話はどうも私のことのように喜んでしまう。