今日は終業式で、クリスマスイブ。

唯那は帰宅途中も携帯を見つめてる。



「………………」

「唯那。しつこいけどさ、明日………蓮斗くんと遊んだら?」

「は?なんで」

「会いたくないの?」

「またその話?いいの。私は沙綾と遊びたいから」



唯那が私のために気を使ってくれているのがわかる。

唯那………ごめんね?