「やっと沙綾の惚気が聞けるっ!」 「いや………話すことないし」 「絶対あるし!」 「だって家だよ?」 「いっぱいあるじゃないのーっ♪」 「ないし!てか初デートで家とかやだな〜」 「あー確かに。遊びに行きたいよね」 沙綾は最近やっと彼氏とのことを教えてくれるようになった。 まあ無理矢理言わせてんだけどね。