「んだよ」
「春斗が裏切った。120くらい面子連れて出てって、こっち側が一人んときに順番に襲われてんの」
一気に血の気が引く。
春斗は何考えてるんだろう。
美葉を適当に潰すことがその逆襲の忠告だったんだ。
「クソッ、今行く」
分かってる。
春斗が考えてること。
考えたくないけど、本当は分かってる。
「てめぇら意味分かってやってんだろな」
春斗に電話した。
ワンコールで出た春斗かその下部に言った。
「俺らに敵う訳ねぇだろ。春斗、てめぇは大体ガキん頃から俺には勝てねぇだろ。待ってろよ?必ずぶっ潰してやるよ」
電話を切ろうとしたとき、もう暫く聞いてない春斗の声がした。
「藍に剣二、礼。せいぜいお前らだろ、上玉は。けどなぁ、藍は所詮女でガキ。剣二はプライドの塊。おめぇは喧嘩腰だけの馬鹿」


