「…ねみぃ」 「あぁ、起こして悪かった」 足を組んで座る剣二はハリウッドスターみたいに見える。 顔がハーフっぽいのと性格の紳士も、男の目からもカッコイイと思う。 「あにさん」 それからいつもふざけ半分の藍がその隣に座る。 「その呼び方マジやだ」 パッションピンクと黄色という派手な組み合わせのケータイをいじる藍に文句を言う。 返事が帰ってこないのはいつものことだ。 「…ってかなんで起こしたの?」 「お客さん来てるから」 「俺に?」 「多分」