Black loves 〜最強総長の彼女〜



「チューして」

「甘え上手になったな」

「へへ、落ち着く〜」

安心するのかもしれない

あたしもちゃんと愛されてるなって実感するだけで

心の奥が安定するんだ。

グラグラして今にも泣きだしそうな状態じゃない。

「ん…」

礼のキスは今日は優しくて

甘く甘く包み込んでくれるみたいだ。

「そんな可愛い声だすなよ」

「礼〜、もう一回」

なんか今日は安心したかった。

「無理、キスだけじゃ無理」

「ん、ちょっと」

ベッドに降りる礼の腕の中でもがく。

「礼、重っ」

馬乗りになる礼。

背が高いせいか重い。