「ん…礼…どぉした?」 春斗の兄貴のライヴハウスの裏庭。 冷たい風に頭を撫でられては 少し陰鬱な気持ちになりながら俺は夢中で 美葉にキスをした。 「んん…礼…」 美葉は俺と同じくらいの身長で 調度の目線だった。 「美葉」 「礼、しよ?」 美葉は甘ったるい声でそう言った。 俺は今度こそ簡単に理性がぶっ飛んで 美葉と体を重ねた。