この前配下は潰して、今日は春斗のたまり場になっているバーに行く。 昨日行くはずだったけど、美葉の都合で中止した。 「俺には、お前と黒蝶しかねぇからなぁ。大事なもん」 「いってらっしゃい」 そう言って春花は俺の背中に回した手を離した。