手首を掴む礼の指輪沢山の指を握る。
「んん…礼、コンビニだって」
「春花が可愛いから」
あたしの背中に手を回す礼の右腕を掴む。
「ん、離してって」
「やだ」
「ふ……んぐぐ」
「鼻で息しろよ」
「んん」
本当に店員さんが来たら恥ずかしいから
礼の胸を必死に叩く。
「らい」
「三秒で息吸え」
「ん?」
いきなり離れた舌に戸惑いながら
精一杯息を吸う。
「三秒」
そう言われた頃にはもう礼の舌が侵入してて
「ふ…らい」
礼は恥ずかしくないの?
「見せ付けてやろうぜ?」
「はっ……ん」
いよいよ頭がぼーっとしてきたところで礼の唇が離れる。


