「うん」 「それで、あたしは男と沢山寝た。ついでにお金貰って。いっぱい女が居たらしい彼の気持ちを知りたくて。少ししてわかった。男は、多少、自分勝手なだけなの。あたしを愛してくれてたんじゃない、あたしをとりあえず確保しておきたかった。そういうことなの。ただガキ扱いされてただけ」 「春花」 春花は無表情。 凍りついたようでもなく ただ筋肉に力が入らないだけ。 「でも礼は馬鹿だから、そんな術を知らない人。って最初はなめてて近ずけたただけ。今は好き、誰よりね」 「春花可愛い」