それから、たまに
君と帰るようになった

よく話せるようになった

趣味も仕草も家族構成も
わかるようになった


たまに
君は優しくしてくるから
あたしは勘違いをするの

「もしかして気があるのかも」
って


いつまで経っても
「好き」なんて
言いそうにない君に
あたしが「好き」って言ったら
君は戸惑うかな?

そんな事を
あたしはずっと考えてるよ



君の仕草と
風に吹かれる君の横顔に
ずっと胸が高鳴ってるのにね

聞こえませんか?
この、ドクッドク感

聞こえてほしいんだけどね
ほんとは、ね