しばらくして 呼吸が整ったところで わたしは有磨に 返事をせずに 改札へと向かった。 「日曜日11時‥!! このベンチで待ってますから。」 後ろで有磨が そうわたしに 叫んでいたのを感じた。 けど いつものようにムシをして 電車にのった。 デートなんて‥ 馬鹿馬鹿しい‥!!