「先輩、やっぱ この間は俺のこと 心配してくれたんですよね?!」 「だからしてないって。」 「じゃあなんでメールの 返信くれたんですか?」 「あれは勘違いしてると 思ったからって‥ もう5、6回は 言ったと思うけど?」 今まで有磨は ただ後ろをついて来たのに 最近は隣に並んで 来るようになった。 「ちょっと! こっちこないでよ!」